家族がガンになった時
今、なんだかすごい騒ぎになってますね😣
マスクが無くなったり、トイレットペーパー無くなったり、イベント中止とか、学校休みとか。
色々思う事はありますが、ひとつだけ、報道とか情報とか見過ぎで不安や恐怖に飲み込まれると、心の免疫力下がるよね。
実際問題、経済的にも不安だし、奪い合いで人間関係もなんだか変な感じ。
こんな時こそ、協力しあって、自分のご機嫌守って、どうやって快適に、幸せに生きていこうか⁇
本気で見直す時期なのかなぁ。と。私も色々見直そうと思う。
で。
おととい、母がガン宣告されまして。大腸の。
1日落ち込んで、さぁじゃあこれからどうしよう⁇というところ。
今時は告知するかどうか?聞かれもしないんですねー。
先生が、病状を家族にも本人にも淡々と話して。
ドラマで見るような泣きわめくとかなかったわぁ。
母も『全然なんともなかったから気がつかなかった〜』とケラケラと笑ってた。
私も、すごく落ち込むかと思ってたけど、病気に関しての価値観も、自分の中ですごく変わってきてたから、捉え方も全然違ってた。
母が、自分の生きたいように、本気で生きるステージに入ったな。と思った。
ブログでこういうの書くのどうかな⁇と、多少思ったけど。
母自身も全部わかってるし、4人のきょうだい達も、母の職場にも母の兄弟にも周知の事なので、私が、今、思うことについて書いてみようと思う。
父が15年ほど前に、ガンで亡くなったのだけど、見つかった時にはもう、かなり進行してて余命半年で。
当時、シングルマザーで、生活かかってるから、一生懸命仕事して、仕事が休みの時は全部病院行ってすこしでも長く一緒の時間を過ごそうと思ってた。
いや、そうしなければならないと思っていた。
命を与えてくれて今まで育ててくれたから、自分のできる限りのこと全部やろうと思った。
遊びたい盛りの娘を連れて、毎週病院に行く。
ヒマでヒマでたまらない娘に、シール絵本を買って『コレで遊びな〜』と渡しても、1時間もすればいい方で、30分もすれば飽きてしまう。
正直、父と仲良しってわけじゃなかったから、何話していいかわかんないし、間がもたない。
けど、行けるのに、行かないのは親不孝だ。
父も頑張ってるのに、自分が頑張らないのはおかしい。
こんな時に、自分が楽しい事なんて求めてはいけない。
と、父の闘病中は、自粛ムード
でも、子どももだし、自分も、それじゃもたないんですよ。
半年位たった頃にはかなり疲れてました。
途中、途中、遊んだり、自分の好きな事に時間使ったりしたけど、ずーっと父の事が頭にあって、常に罪悪感。
『この生活いつまで続くんだろう』
そう思っていた時に、病状が悪化
危篤状態になり『自分がこんな風に思ったからそうなったんだ!!』と、自分を責めて、天に猛烈に謝った。
『もう、疲れたなんて思わないから、どうか父を生かしてください』
そのまま父は還らぬ人となり、私には罪悪感が残った。
私が父を殺してしまったようにも感じてた。
自分が卵巣に腫瘍ができた時、病気って悪いことばかりじゃない。
人生を見直す大きなチャンスだと思った。
病気とどう向き合うか⁇生き方とかすごく考えるようになった。
そして、母もそのステージに。
入院する際に持ってきた本は『70歳からをどう生きるか⁇』的な本で😁
なんか嬉しかった。
あぁ。大丈夫だ。
母も生き方が大きく変わる。
自分らしく、生き生きと生きるきっかけになる。
私達看病する側も、父の時とはまた違う、病気との向き合い方ができる。
これからどういう流れになるかまだ未知だけど。
どんな流れになっても、肩の力抜いて楽にいこう✨
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